肌荒れに悩んでいる方のための、役立つ肌荒れ対策。
全4回で発信しています。
前回はこちら >> 肌荒れが治らない・・・洗顔石鹸はどこを重視したらいいの?①肌が乾燥してカサカサして皮膚がめくれている状態
肌荒れ対策は色々ありますが、洗顔は基本中の基本です。
だから洗顔石鹸を選ぶときも、自分の肌の状態をよく考えないと望んでいた結果とは違うことにも繋がります。
・肌が乾燥してカサカサして皮膚がめくれている状態
・赤くなった部分があってヒリヒリする
・赤くなって痒い
・なんかジュクジュクしてて汁が出る
今回は「赤くなった部分があってヒリヒリする」場合です。
乾燥している状態と何が違うのか?
ヒリヒリしているのは石鹸に原因があることも!?
赤くなった部分があってヒリヒリする

赤くなった部分があってヒリヒリする場合、最も重視しなければならないのは摩擦!
つまり皮膚がめくれて炎症している状態です。
原因は色々ありますが、ピーリングが強すぎる石鹸を使っていたり、タオルでゴシゴシ擦っていませんか?
ヒリヒリするのは皮膚が剥がれてしまっているから、表皮で保護していた刺激が直撃になっています。
つまり皮膚が薄くなっているということです。
皮膚が薄くなるとどうなるの?
皮膚が薄くなると刺激に弱いので、どうしても赤くなります。
また、薄い角質だから毛細血管も目立ちやすく、刺激に敏感な状態だとより血管が拡張して赤い状態に。
洗顔石鹸でピーリングが強い石鹸を選ぶと、刺激が強すぎて全体的に赤くなってしまうことがあります。
ピーリングは古い角質を落とすのが目的なのですが、新しく脆い皮膚も削られるので毎日使う石鹸としては不向きです。
皮膚が薄い状態を回復するのには、保湿と保護がポイントでピーリング石鹸は選ばない方が無難です。
日焼けによる赤くなってヒリヒリも
紫外線によって、顔が赤くなってヒリヒリすることもあります。
軽い火傷状態で、炎症を起こしています。
肌の水分は皮膚が薄いと保持できずに蒸発してしまうのに、日焼け状態だと気化熱でより蒸発してしまうので、乾燥肌も伴うことが殆どです。
皮膚が薄くなっているところもありますので、刺激にはどうしても弱い状態です。
赤くなってヒリヒリ、皮膚が薄い状態で選ぶ石鹸は?
赤くなってヒリヒリするのは、皮膚が薄くなって炎症を起こしているか日焼けによるもの。
肌がヒリヒリするときに選ぶ洗顔石鹸は、保湿力があって低刺激な洗顔料です。
ランリッチしっとりソープ
リピジュアにコメヌカエキスやオリーブオイルなどの天然素材の保湿成分を配合したランリッチしっとりソープ。
厳選された洗浄成分で、低刺激に洗えて洗顔後もつっぱらないし、肌にしみません。
コラーゲンが豊富で、肌を作るアミノ酸も多い卵殻膜エキスにも注目です!
ノンエー【NonA】
ノンエーの有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムは、荒れた肌を整えて炎症を鎮める作用があります。
リピジュア・ローヤルゼリー・スクワラン・ヒアルロン酸と保湿成分も豊富です。
肌を削らないピーリング成分不使用の石鹸だから、とっても肌に優しいです!
ピュアマイルドEXソープ
石けん素地や脂肪酸に含まれる刺激物を除去した超低刺激石鹸ピュアマイルドEXソープ。
界面活性剤が肌に残らないから、洗顔後に肌が痒くなったりしみたりという刺激になりません。
赤ちゃんも安心して使える成分で、続けやすい価格です。
※1個あたり398円(税抜) 通常3個セット
赤くなる肌のヒリヒリは炎症と乾燥が原因
赤くヒリヒリしている状態だと、角質が薄く刺激に敏感で炎症し、皮膚バリア機能が低下しているので乾燥しています。
皮膚バリア機能を回復しながら、保湿で刺激を防ぎ赤みを減らす薬用成分が入った石けんか超低刺激な石けんを選ぶのがコツです。
皮膚が薄いので、水分もすぐ蒸発してしまうから水分を維持する成分と蒸発を防ぐ皮脂の代わりになる成分もポイントになります。

洗顔料の抗菌力も大事なポイント
ヒリヒリしている肌は、皮膚が剥がれていたり小さな亀裂のような傷が皮膚にできていて、刺激で赤みの原因となったり肌にしみたりしてしまいます。
荒れた肌の小さな傷や亀裂から、雑菌の侵入による感染症にもなりかねない状態なので、抗菌作用がある成分があると安心ですね。
さらに、これ以上角質を削らないピーリング成分が弱い石鹸を選べば、皮膚が薄くてもプルプル肌に近づけます!
洗顔後はタオルで優しくポンポンと叩くように拭き取るといいですよ。
タオルや服などで顔をゴシゴシ擦るのはNG!
タオルとの摩擦で、角質が剥がれてダメージを受けてしまいますよ。
次回:赤くなって痒い場合に選ぶ洗顔石鹸へ続く